アーチャー三作目の長編小説。この小説を読まずして大河小説を語ることができない。現代小説の中でも最高傑作のひとつではないだろうか。同じ日に生まれた二人の男。あまりにも境遇の違う男が二人。かたや過酷な青年期を過ごし、かたや恵まれた境遇で成長する。絶対に交わることが無い双曲線のようでありながら、磁石の両極のように引かれ合い、対峙し合う。下手な成功本、自己啓発本を読む前に、これから起業しよう、一旗上げようという「男」たちは絶対に読むべき小説である。そういえば、子供の頃にテレビドラマが放映され、胸を熱くしたことを思い出した。ぜひDVD化して欲しい。
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